娘のひとこと

:あわ:

2008年07月04日 12:10

以前にも書いたが、毎週一回夜に、ダンナに子ども達のお世話をお願いして、コーチングの勉強に通っている。
その日だけは、夕飯中もテレビを見ることがOKで、食後にはポテトチップスが食べられる(よくぞ毎週で飽きないものだ…)という特典がつく。
なので、先日珍しくに授業が無い週には、ルルに「ママ、お勉強行きなよ〜」と追い出されそうになり、悲しくも娘の成長が嬉しかったりしたのだった。

だけど、ある夜、消灯後ルルが言った。
「ママ、明日もお勉強!?」
「そうだよ」と私。
「ママやっぱり行かないで。」
「ごめんね。でも、お勉強に行ったら、ルルちゃんにとっても、もっといいママになれると思うよ。」
「今でも、いいママだから、お勉強しなくても大丈夫だよ。行かないでよ。」
私「…(涙)」

私は謙遜ではなく、決していいママじゃないと思う。
仕事から帰るのが夕方六時半頃。
そこから夕飯の支度して、食べさせて、片付けして、お風呂入って…。
夜九時半におやすみする前の、長くて30分ほどしか、ちゃんと子どもと向き合えてない。
よっぽどダンナの方が、たくさん子どもと遊んであげている。

最近では仕事と勉強の予習が追いつかず、土曜も保育園に預けているし。
「お友達少ないから、あんまり土曜日って行きたくないなあ」っていう子どもの意見をごまかしごまかし。

日曜だけはちゃんと子ども達と一緒の時間を過ごそう!と思っているけど、追われる家事にそれもままならず…。

そんな母に「いいママ」って言えるなんて…。
私はいいママじゃないけど、子どもはいい子に育っているようだ。

こういうことがあるたびに、今、自分のやりたいことをやっていいのかを悩む。

以前の、あのままの私なら、今ごろ家庭も仕事も対人関係も行き詰まって、きっと笑うことも出来なくなっていただろう。
だからこそ、学ぶのだし、今度はそのスキルを生かして、自分と同じように悩む人たちのお役にたちたいと思うのだけれど。

一番は、支えてくれるダンナや、寂しい思いをさせているルルサラに感謝しながら、それでも勉強を続けて良かったと、みんなが思えるような結果をだしたいと、強く覚悟した夜だった。