不安の外と、不安の中
友人がプレゼントしてくれた『解夏』という小説を読みました。
映画化もされたのでご存知の方もいるかと思いますが、歌手のさだまさしさんが書かれた小説です。
私の仕事上の不安話した時に、「不安の中に入ってしまえば、不安は消えるんだよ。」という言葉をかけてくれて「この本にはそんなメッセージが込められてるよ。」とプレゼントしてもらった本です。
その次の日に、一人暮らしをしている実家の父が脳卒中で突然倒れ、入院しました。
とりあえず急いで帰省。
やるべき事がたくさんあったからか、前日の言葉を聞いたからか、不安を抱えるよりも事実を事実として受け止めると共に、何が出来るかや何をすべきかを考え行動することが出来ました。
幸い脳卒中の中では比較的軽い症状であったのと、兄弟が集まって気持ちを同じくし話し合えたこと、そしてそのように思えるよう育ててくれた両親に本当に感謝しました。
もちろん父の闘病生活は始まったばかりで、また別に抱えてる病気もあり本人はとても辛い状況にいるのは見ていて伝わってきます。
私たちにしても問題が多く、今後を思うと不安が無い訳ではないありません。
でも、いつの日か、この出来事を父や私たちが懐かしく思える時が来ますように…。
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