2007年05月19日

信州流・お茶の時間

昨日は一日中、ひとり黙々と松の手入れ。
その木に鳥の巣があったのでパチリ!
残念ながら小鳥たちは巣立ってしまったようだったけど。

休憩に「お茶どうぞ…」と言われ、そのお宅の奥様とお茶を飲みながら話をしてると、「そういえば、昔、関西から来た親戚にお茶うけに野沢菜たくさんお出ししたら笑われたのよ…。ハズカシかったわ。」と。
そこから話は信州のお茶飲みについて、になった。

私達くらいの世代はそうでもないが、親世代以上の方に日本茶をだしていただく場合、お湯のみに半分くらいお茶飲むとすぐに注ぎ足してくれる。延々と。
まるで'わんこそば'のように。

オマケにお茶うけも漬け物ドーンとたくさん、お菓子もたくさん!煮物まで出てくることがある。

私は仕事がらいろんなお宅に伺ってお茶をいただくのだが、東京で働いていたときは上司に「出されたものは残すと失礼だ」と言われていた。
だから長野に来たころは全部頂こうと思ったけど、無理…。
そこで気付いた。足りないことの無いように…というのが信州流なんだと!

少しずついろいろ食べたいものを頂けばいいんだ。
お茶うけに漬け物も初めはびっくりしたけど、漬け物があると甘いものが更においしいくお茶も進む。
あ!飲茶みたいな感じ!!
その家々で漬け物の味が違うのも面白い。

お留守のお宅の庭の手入れも自分の都合やペースで働けるから好きなんだけど、そうやって私の為にお茶をもてなしてくれる奥様達(ときどきダンナ様も)に会うことも楽しくて、仕事に行く原動力になっている。




Posted by :あわ: at 06:48│Comments(0)
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