『木が黒っぽくなっちゃったんですけど…』
…というお電話がお客さんからかかってきた。
ケヤキの幹や葉が、ススっぽく黒くなっているという。
お答え。
スス病だと思われます。
…そのまんまの名前。
こちらがスス病のツツジ(オオムラサキ)
健康なツツジ(オオムラサキ)
お客さんが続けて『スミチオンとか撒けばいいの?』と質問。
お答え。スミチオンは殺虫剤なので、スス病は病気だから殺菌剤を使って下さい。
殺虫剤は毛虫やアブラムシなどの“虫”を駆除するもの。
殺菌剤はスス病やうどん粉病などの“菌”による病気を抑えるという役割分担がある。
とはいえ、殺虫剤も殺菌剤も何の症状に特に良く効くかは、
ボトルや箱に書いてあるから、よく読んで。
ただ、スス病はアブラムシやカイガラムシが多いところによく発生するから、
殺虫剤と殺菌剤の両方をまいたほうがいい。
たいていの殺虫剤と殺菌剤は混ぜて一緒にまいて大丈夫。
(一応説明書きは読んで下さい)
あと、殺菌剤をまいて病気がおちついても、色が変わった幹や葉はそのままです。
2週間ぐらいたって新芽がでてきて、
新芽の色がキレイなら薬が効いたということになります。
予防としては、やはり風通しよく、早めにアブラムシやカイガラムシを駆除しておくことかな。
ブログランキングに参加してます
人気ブログランキングへクリックをお願いします
関連記事