2009年03月08日

Q&A 観葉植物の「どうして?」

3月に入ったけど、外で庭仕事するにはまだちょっと早い…。
そんな時期なので、久々のQ&Aは室内で育てている観葉植物について、今まで頂いた質問にお答えします。


Q1:「ポトスの土がカビちゃいました〜(;_;)」

A1:「水の与えすぎかもしれません」
観葉植物は室内で育てることが多いので、たいてい植木鉢の下に鉢皿をおいて室内が汚れないようにしていることが多いですよね。
この鉢皿に水が溜まったままになっていませんか?
鉢皿に水が溜まったままになっている→土の中の水が下に抜けない→土の中の水が微生物の影響で腐る→土や植物が腐る…と言うわけです。
なので土がカビたり、植物の葉が黄色くなってしまうのは水の与えすぎが原因の場合が多いのです。
(湿地帯原産の植物は除きます)

水やりの基本は“乾いたらタップリと”です。
なので鉢が乾いたら、出来れば台所やお風呂場などお水が流れても大丈夫な場所で、鉢穴から水が出るくらいタップリ水を与えます。
(この時に、土の中の古い水も流れていきます。デトックスですね。)
鉢穴が大きくて場所を移動出来ない場合も、鉢皿に水が出てきたら、どうにかして(無責任!?)水をずっとためないようにしてあげて下さいね。

反対に、全体的に葉先が茶色くなった場合は水不足の可能性があります。


Q2:パキラが大きくなりすぎてしまいました(>_<)

A2:「一番下についてる葉を残して、その上を切り落としましょう」
パキラやユッカ、ドラセナなど大きくなってしまったけど、途中から枝や葉が出ていない場合は幹を切っていいのか迷いますよね。
植物の成長点は一番先端にあるので、切ってしまえば幹の一番上の部分から葉が出てくる場合が多いのです。
(幹が古く堅い場合は難しいのですが)
だから保険を掛けて(!?)一番下の葉だけ残して、上の部分は切ってしまいます。

そして出来たら、鉢の中にも根を伸ばすスペースを作ってあげましょう。
…というのは、上が伸びてるということは根もかなり張っている可能性があるからです。
鉢を大きくして植え替えてあげれば一番ですが、あまり大きくすると移動が大変な場合もありますよね。
そんな場合は、一度鉢から出して根を一回り分切ってスペースを作り、そこに土を入れます。
幹や根を切る作業は、ゴールデンウィーク過ぎくらいの成長が旺盛な時期がいいと思います。


Q:3「アブラムシが着いちゃいました(T_T)」

A:3「雨にあてるor殺虫剤を使用するor葉を拭く」
観葉植物は室内をおいておく場合が多く、雨風が当たらないのでアブラムシをはじめ害虫にとっても快適環境になります。
なので、春〜秋なら直射日光の当たらない戸外において、害虫どもを雨風にさらす方法があります。
ただ、季節が合わなかったり、お急ぎだったり、それでは取りきれないほど付いてたりした場合は次の対策“殺虫剤をまく”です。
液体殺虫剤が周りに飛び散るのがイヤなら、粒状の殺虫剤を使うとよいと思います。

でもでも子供が小さかったりペットを室内飼いだと、薬はちょっとイヤだな…って思うかもしれません。
そんなときは“雑巾で葉を拭く”です。
ちょっと気が重くなる作業ですが、一番早くてエコかも!?
  

Posted by :あわ: at 20:13Comments(2)