2008年05月22日
広島駅にて

私の母方の祖母の家に向かう途中。
長野を出てから特急と新幹線を乗り継ぎ六時間。
ここからまた在来線を二時間半乗ると、母の出身地の広島県備後西城という街に着きます。
昨日、祖母が亡くなりました。
92歳。
私にとっては想像もつかない年齢です。
そして私が想像もつかないような経験を、たくさんしてきた人生だったと思う。
だから今は寂しさより「おばあちゃんお疲れ様」という気持ち。
中学生の頃までは毎年夏休みになると、ひと月くらい祖母の家で過ごしてました。
毎日プールや川で泳ぎ、セミやクワガタを捕まえ、スイカやトウモロコシを食べる…という、絵に描いたような『田舎の夏休み』を過ごしていたので、祖母の家は第二のふるさと。
すっかり様子の変わってしまった本当のふるさと(千葉)より、過疎が進んだとはいえ昔のままの祖母いた街の方が、ずっとずっと懐かしさを感じさせてくれます。
自分で自分の姿は見えないから、30年前の私にタイムトリップしてしまうのです。
だから今日は弟達と一緒に、おばあちゃんの与えてくれたたくさんの思い出に、感謝を伝えに行きたいと思います。