2008年04月18日

ガーデニングとコーチング

いよいよ、うちのマメザクラも満開になりました!
ちょうど一年前の今頃、コーチングを学びに通いはじめたことを、ふとおもいだしました。
なんでガーデニングの仕事をしている私がコーチングを学び始めたのか…時々聞かれるので、一年を振り返りながら、そんなことをちょっと書いてみたいと思います。

ちなみにコーチングについて簡単に説明すると、コーチをするスキルっていうことかな。
『コーチ』の語源って『馬車』なんですって。
クライアントを行きたい未来にお届けするって…いうことから、そういう人をコーチと呼び始めたみたいです。
(ちなみにブランドのCOACHも、もとは馬車に関した製品を作ってたとか。)


コーチングを学ぶって、実は結構お金がかかります。
そして時間も毎週水曜夜の七時〜十時。(今は土曜昼クラスもあります)
一応働いているとはいえ、子育て中の主婦には学び始めることは簡単なことではありませんでした。

でも、私は学びたかった。
私、コーチングアカデミー長野校の一番最初に申し込みした生徒なの(ちょっと自慢)。
でも最近インストラクターのまいちゃんに「誰も入校者がいなかったのに、よく決心したよね」って言われて…。
よくよく思い出してみると、周りとの人間関係や、自分の自信の無さや、仕事の方向性の見えなさにほとほと参って『どうにかして人生を変えなくちゃ!』と悩み焦っていた時期でした。
家族に負担はかけるけど、変わらないままの私よりコーチングを学んで成長した私のほうが、これからの家族の為になる!と思い決心しました。
そして学び始めて、自分の“個性”や人生の“目的”がわかることで、だんだんと生きていくのがラクに楽しくなってきました。

そのうちの一つが仕事。
私はずーっと自分がいわゆる『3K(きつい・きたない・危険)』な仕事をしているという事がコンプレックスだった。
女性がほとんどいない業種なので先が見えず、働くことも仕事内容も大好きなんだけど、「ヒトからみたらきたない、カッコ悪い」仕事だとおもうと、若いうちはいいけど年をとって木に登るってどうなの…と。
娘が生まれてからは更に「子どもにカッコ悪いと思われなくない!」と、『植木屋』っていうのをやめて『ガーデナー』って名乗ったり、汚くなってはいけないとフェイシャルエステに通ったり…。
今思えば、ピント外れな努力ですが、当時は本当に迷走してました。

だけど、コーチングで私は『自分の技術を必要してくれる誰かに、喜んでもらえる』ことに幸せを感じるという“個性”をもち、『女性だからこそ出来る植木屋の仕事をしたい』ということを“目的”にするんだ…と確信できたのが去年の秋のでした。
その頃に作ったチラシで、少しずつ私らしい仕事が見えてきて自信もついてきた気がします。

あと『仲間がいると、目的を手放しにくい』のだそうです。
自分を見つめなおしたり、目的を見つけることは一人でもできるけど、意識の高い仲間の中にいると刺激をうけるし、自分が一歩踏み出す後押ししてくれた。
私は個人コーチにもついてもらっているんだけど、コーチについてもらうと確実に自分ひとりで考えてる範囲より幅広く、一歩先まで気付かせてくれるんだよね。
例えばテニスの練習をしてる時、自己流で千回素振りするより、コーチについて百回素振りする方が、上達が早いみたいに。
球を打つのは自分だし、どの程度上達したいか決めるのは自分だけど、コーチが着くと意識がきっと変わる…みたいな。

コーチングを学んで一年経って私の人生が広がったように、私もコーチングを伝えることやコーチとして、ガーデンニングの仕事と同様に『このスキルを必要としてくれる誰かに、喜んでもらいたい!』と思うようになりました。

なので、今はコーチングの勉強と並行してインストラクターになるための勉強にも通っています。

また個人コーチもします。
一回(45分)五千円×四回〜です。(コーチとの相性も大切なので、初回のみお試し千円)

この金額がとっても高い…と感じた場合。まだあなたにはコーチが必要ないのかもしれません。
成長するかしないかは、本人が成長したいかどうか…に一番ポイントがあります。
だから「そんなにお金を払うのはちょっと…」という状態は、まだそこまでして現状を変えたくないということかもしれません。

私が一番成長すると思うのは「ちょっと高いけどコーチを付けたい」と感じる人。
支払った額以上の幸せや、なりたいと思う自分を手に入れようと思うから、前向きパワーが出てきます!
自分の人生に対する投資と考えられるからです。

そういった意味では、実際「安い」と感じる金額や無料なら、残念ながらそれほど成長は望めないかもしれません。

もしあなたがコーチやコーチングを本当に必要としているなら、またそんな時が来たら、ぜひ力にならせて下さいね。

空港を飛び立つ飛行機が同じ方向に行くように見えても、少し角度が違うだけで行き先がアメリカだったりヨーロッパだったりするように、今、少し意識をかえることで、ずっと先の未来が大きく変わるかもしれないから。

  

Posted by :あわ: at 14:04Comments(8)